2013年2月10日日曜日

ダンワールドのジャンセンウォーキングで体脂肪が減少、ひざの痛みが軽くなった

私は整形外科医として26年間務めてきました。

職業柄、骨格に異常を持っている人たちを多く診てきました。

そして、彼らによりよい解決策を提案できないかと常に思い悩んできました。

最近、ジャンセンウォーキングを自ら体験し、何か特別な実感があったので、患者たちに実践させてみたところ、期待通りよい結果が得られました。

その代表的な事例が私の妻です。

妻は生まれながら体の弱い体質で、しかも遺伝的にひざ関節が弱いため、約20年間苦労してきました。

妻も医師なので、現代医学でできるあらゆる治療法をます妻に試してから、効果があれば患者たちに行っていました。

しかし、あらゆる治療法を駆使しても、間欠的にくり返す関節浮腫や痛みを完全にやわらげてあげることができませんでした。

アルクなど運動をしたくてもひざの痛みがひどくなるので、運動を続けるのは難しい状況でした。

そのため、私はいつも妻から「妻の足も治せない整形外科医」と陰口をたたかれていました。

それが数か月前のことでした。

そのとき、ジャンセンウォーキングに関するアドバイスを受け、私は妻と一緒に毎日1時間ずつ病院から近い山に登ることにしました。

最初は短い距離から始めて少しずつ距離を伸ばしていくことにしました。

歩く速度もゆっくりとし、湧泉を意識しながら、その感覚が脳で充分感じられるよう時間をおきました。

今まで妻は歩くとき、痛みのあるひざに意識が集中していたけれども、足の裏と脳に意識を移してからは体全体が整えられているような感じがすると言いました。

1か月くらい経ったころ、ひざの痛みが消え始め、運動量も増えるようになり、体脂肪が減少し、ひざの痛みが軽くなった妻は、日々頼もしくなってきました。

妻の事例を踏まえて、毎日患者たちにジャンセンウォーキングを指導し、すすめています。

最初は痛みから歩こうとしなかった患者たちも、正しい姿勢で歩く時間を少しずつ増やしていくうちに、体に力がつき痛みも和らいでくると喜んでいます。

もちろん歩くだけでも体力はついてきます。

しかし、正しくない姿勢で歩き続けると、むしろ体のバランスを崩し、筋骨格系の変形を加速化させ、全身もしくは特定部位に慢性の痛みを引き起こします。

今までの診療経験から考えると、ジャンセンウォーキングは患者たちの骨格のバランスを整え、わりと早い時期に筋骨格系の痛みを和らいでくれる効果があるようです。

背すじがピンと伸びることにより、ひざや股関節の痛み、腰痛、頸椎や肩の痛み、頭痛などが連鎖的によくなってくる症例を多く見ました。

現代医学では、ウォーキングがガンを克服させ、生存率を高め、糖尿や高血圧および退行性関節炎を改善させる方法として証明されています。

正しいウォーキングとしてすすめられている多くの方法の中でも、個人的な経験では、ジャンセンウォーキングはたくさん歩かなくても体の緊張がほぐされ、体のバランスを整えてくれます。

それだけでなく、慢性痛の緩和にも大いに効果があると思います。

人の平均寿命が延び、健康な老年期を過ごすのが目標になってきている今日に、ジャンセンウォーキングが簡単で効果的な健康の番人になってくれることを確信します。

(54歳 男性 整形外科医)

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